【明日の金ロー】「何も起きない」ことが、長く愛される作品となった?「となりのトトロ」_プロ 野球 スポーツ
夏休みの金曜ロードショー(後9時)といえば、の金スタジオジブリ作品の放送が”お約束”だが、ローないことされなったとなりのトトロプロ 野球 スポーツ今年の「夏はジブリ!何も」は2作品。起き23日は「となりのトトロ」(1988年)がノーカットで放送される。が長金ローへは22年8月以来、く愛19回目の登場となる。る作
物語は昭和30年代、品とサツイとメイの姉妹が、明日病気で入院しているお母さんが退院後に空気のきれいな場所で生活ができるよう、の金お父さんと一緒に郊外に引っ越してくるところから始まる。ローないことされなったとなりのトトロほこりだらけのおんぼろ屋敷と家の前にある森、何もプロ 野球 スポーツそして大きなクスノキに、起き何かの存在を感じる2人。が長そんなある日、一人で遊んでいたメイは森の中に迷い込み、不思議な生き物・トトロに遭遇する。
「既に何度見たか分からない」という視聴者の方も多いだろう。記者の周りにも「シーンを見ただけで、次のセリフが分かる」というくらい、繰り返し見ている人もいる。それでも、テレビで放送されることが分かると、ついつい見てしまう…。そこには「何も起こらない」ことが理由にあるのでは、と考えている。
もちろん、厳密に言えば物語である以上、サツキやメイには幾つかの”事件”は起きる。ただ、先に公開された「風の谷のナウシカ」(84年)や来週の金ローで放送される「天空の城ラピュタ」(86年)と比較すると、それらの出来事は日々の生活の延長として起きることで、決して特別なものとは言えない。
宮崎監督は、公開時に出版された書籍でのインタビューで、その点について「(ストーリーがないことは)初めから全然疑問はなかったですよ。ずいぶんストーリーができたな、と思ってたぐらいです」と言及。「それこそ、台風の一晩の中でも十分子供がワクワクできるような映画は作れると思うんです。台風の一夜は日常の中の非日常。それが面白くできないんなら、こういう映画は成り立たない」と説明している。
「ナウシカ」や「ラピュタ」のように、どこか分からない遠い世界で主人公が冒険を繰り広げるのを見るのは、もちろん楽しい。だが、「もしかしたら、サツキやメイみたいに、自分もトトロに会えるんじゃないか」と子供たちに思わせることができる作りが、時代を経ても愛される作品となっているのだろう。その点は、先日放送された「トイ・ストーリー」に通じるところがあるのかもしれない。
ちなみに、これだけ長く愛されている作品だが、当時の配給収入は約5・9億円(興行収入に換算すると約11・7億円)。実は興行的には失敗だった。(高柳 哲人)
続きを読む相关推荐
- 空飛ぶ力に目覚めた少女の葛藤と恋の物語「王空騎士団と救国の少女」1巻
- 菅楓華は最終18番ボギーで2打差2位で最終日へ 逆転へ「気持ちを切り替えていきたい」
- 【阪神】先発・才木浩人が先取点を奪われる…4回、4番・野間峻祥に中犠飛を献上
- 【中京8R・阪神ジャンプS】サペラヴィが重賞初制覇 江田勇亮騎手&南田調教師は超久々の重賞の美酒
- ライブハウス店長×背伸びしたいJKの歳の差ラブコメ「ハートヒビカセ論」1巻
- 【大学野球】早大の田和廉が1年4か月ぶりにトミー・ジョン手術から復活登板 1回無失点
- 【日本ハム】加藤貴之が5回9安打4失点で10勝目お預け「5連戦の初戦に…。本当に申し訳ないです」
- FC東京、帝京大からスポーツ医科学サポート…業務提携契約締結